ビジネスクラスのシンタッチで楽チン♪SFC修行?
ビジネスクラスで修行してみたい!
だから、ビジネスクラスを利用してSFC修行します!それって安くないだろっ!はは〜ん…さては、例のPP単価の効率が良いって話ってやつだなぁ?とお思いですかね?(笑)
これはビジネスクラスに乗るけどコストも10万以内とそこそこに抑えられて、PP単価の効率も良いいという話です。普通はビジネスクラスというと、10万円台では近場の国でもなかなか無いイメージですよね。確かにANAだけだとビジネスクラスはやっぱり高いんですが、スターアライアンス加盟航空会社を使うとコストを抑えてビジネスクラスでの修行ができます!
スターアライアンス加盟航空会社
ANAが参加してるスターアライアンスグループですが、現在その数は28社となります。 このスターアライアンスに加盟し続けるというのは、各航空会社、顧客サービスやセキュリティ、技術上など、高い業界基準を満たしておく必要があり、厳しい条件で頑張っておられるのです。やはり人気の会社も多くANAはもちろんの事、エアカナダ、ユナイテッド、シンガポールエアラインズ、タイエアウェイズ、それに、アシアナ航空やエバー航空など、有名なのところも多いのでANA意外でも一度は耳にした事がある名前の会社があるのではないでしょうか?その厳しい基準をクリアしている、スターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラスを利用するのが今回の修行の方法です。
関連情報
スターアライアンス加盟航空会社についてはこちらも参照ください。http://www.staralliance.com/ja/about/member_airlines/
スターアライアンスを使ったビジネスクラスの修行
聞いただけで凄いコストかかりそうですが、今回の試算でやったところ10万円を切りました。
実はこの修行に関しても、先駆者の方々の中に大変徳の高い行者様がおられまして、当時、僕が修行に励んでいた頃、その方のBlogで知ったのが元ネタになっています。オリジナルの完全なプランは忘れたので、今回、僕が提案する手法がオリジナルのままでは無いので、皆さんも試行錯誤してみて頂けたらと思います。
活用するスターアライアンス加盟航空会社はここだ!
日本からの発着を考えて、短期日程でのマイル修行だと距離的にみてもやはりシンガポールなので、シンタッチが出来る対象として考えだされたのが、エア チャイナ(Air China)、つまり、中国国際航空でのビジネスクラスを使ったシンタッチになります。
ルートとしては 東京⇒北京⇒シンガポール⇒北京⇒東京 になりますが、旅行時期とこの北京の部分、要するに経由する中国の都市をその時々で、就航しているベストプライスになるところを選択してルート作成する事により、価格がグッと抑えられるようになってきます。
当時、僕が修行していた頃は、成都を経由するパターンがいくつかあったように思います。成都でトランジットの隙にパンダを見てこよう!と盛り上がってる記事を読んだ事を記憶しています。(笑)
ビジネスクラスを使ったシンタッチ
エア チャイナを使用したビジネスクラスでのシンタッチの想定の日程とルートを見ていきます。
今回検索したところ、当時、僕が修行していた時と違い羽田便での修行が可能という事が分かりました。個人的には羽田発着であれば、成田よりも便利な位置になるので、活用できるかもしれないなと思っています。
便数 | 出発日時 | 到着日時 | 出発地 | 到着地 |
1 | 2016/02/01 08:30AM | 2016/02/01 11:30AM | 羽田空港 | 北京空港 |
2 | 2016/02/01 15:25PM | 2016/02/01 21:45PM | 北京空港 | シンガポール チャンギ空港 |
3 | 2016/02/02 09:30AM | 2016/02/02 15:30PM | シンガポール チャンギ空港 | 北京空港 |
4 | 2016/02/02 17:20PM | 2016/02/02 21:30PM | 北京空港 | 羽田空港 |
ルート選択後の価格とマイル
上記ルートで、予定月の中から価格が一番安くなる期間を見てみると以下の金額が選択できました。 往復合計金額 ¥98,630-円
スターアライアンス規定の区間マイルは次のようになります。東京-北京 1,313マイル北京-シンガポール 2,770マイル
「区間基本マイル」=「TPM」は以下のサイトにより計算可能です。
Mileage Calculator - WebFlyer :: The Frequent Flyer Authorityプレミアムポイントの計算
スターアライアンスの国際線という事で、計算式は以下の様になります。 運賃クラスはビジネスクラスの中でもフレックスと言われるちょっと安めの価格帯の物になる想定なので、150%ではなく125%となるはずです。また、アジア路線はANA特有の規定となりますが、東京発のもので対象のアジアエリアであれば1.5倍になり、それ以外は等倍となります。 区間マイル × 運賃クラス × アジア路線(ANAグループの場合は1.5) + 搭乗ポイント
- 東京-北京 = 1,313 × 125% × 1.0倍 + 400 ≒ 2,041PP
- 北京-シンガポール = 2,770 × 125% × 1.0倍 + 400 ≒ 3,863PP
片道合計 5,904PP往復合計 11,808PP
PP単価: ¥98,630- / 11,808PP ≒ ¥8.35-/PP
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プレミアムポイントの計算の仕方については過去記事を参照ください。 ana-mileage-runner-niku.hatenablog.comAir Chinaのサイトにて登録シミュレーション
ここまでのところで、実際の想定にて価格コストと取得できるであろうマイルと、ANA修行者にとって最も大切なプレミアムポイントの試算を見てきましたが、当初発言させて頂いてる様にコストも押さえつつ、PP単価の効率も良く稼げ、さらにビジネスクラスを使った修行が可能というところが見えてきたと思います。実際に中国国際航空のサイトで入力した手順と値をみていきます。
関連情報
中華国際航空は以下のリンクより参照可能です。 www.airchina.jpフライト情報の入力
出発地には東京を選択し、到着地にはシンガポールを選択します。この状態で任意の出発日と復路日をだいたいで入力しておきます。経由地については、この初期状態において航空会社側でベストだと判断される経由地が選択されますが、たまに、もっとPP効率の良いルートになる経由地があり、そういう場所を選択するには複数都市の入力から行い見つけるという事になります。
また、この際に忘れてはいけないのがビジネスクラスを選択し、前後3日間のフライトを見るを選択してください。
前後3日間のフライトを見る状態にすると上記↑のように選択日にちの範囲内で3日間に渡る料金の表示がされますので、こちらから最安値となる価格の日程を選択する事になりますが、見つからない場合は日にちをずらして検索してみて下さい。
今回の場合は、1月27から29日、1月27日から2月2日、2月4日なども最安値の期間として設定されているようです。
往路と復路を選択するとマイレージのパーセンテージと予約クラスコードが表示されますが、マイレージについてはあくまで中国国際航空を使用した場合としてのパーセントだと思います。ただし、予約クラスコードはANAと共通なのでこちらのクラスのD/Z/Jを用いてプレミアムポイントの換算を行います。
プレミアムポイントを確認
Air Chinaでのフライトルート、価格のシミュレーションについてもこれで確認出来たと思います。最後にプレミアムポイントについてみてきますが、ANAのフライトシミュレーションで確認できる対象は日本発となっておりますが、ANAグループ便ではなくスターアライアンスなので、最初の区間は参考として確認が可能です。
こちらのように、羽田から北京までの片道で取得できるプレミアムポイントは2,861と出力されましたので、上記で計算した方法で算出した値は1.5倍になるところを1倍で計算していますので基本の計算が正しい事がわかります。 取得されるマイルとプレミアムポイントについては、修行を実施後に、取れると思ったポイントが取れなくて「なんてことだ!」とならないよう、最終的にはご自身でANAにご確認頂きたく思います。
関連情報
ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーションコストとキャッシュアウト
ビジネスクラスでの修行のイメージ湧きましたか? 実際、過去の修行時に同時期に修行してた友人はこちらの修行も試しており、「ビジネス修行 = 楽チン」 か?という質問には、「乗ってる間はビジネスクラスなので楽だったけど、トランジット時に遅延があってシンガポールからの帰りの便にはちゃんと間に合うのか?とひやひやしました」 と言ってました。^^; やはり、そこは安心のANAという訳にはいかなったようです。
さて、ここまで見てコストはどうでしょう?確かに、通常のANAのシンタッチと比べると高めですが、そこまで高くないですよね? ただし、こちらもANA SKYコインは当然ながら使えないのでキャッシュアウトは必然的にあります。 さらに、今回のケースでも分かるように日程的に週末を挟んだ修行とならない場合が多いです。
もう一つ大切な注意点がありますが、それは、ANAの修行として稼ぐプレミアムポイントは、グループ運行便で稼がなくてはいけないポイント数が決まっています。ブロンズであれば30,000のうち15,000まで、プラチナであれば50,000のうち25,000まで、ダイヤモンドであれば100,000のうち50,000までとなっていますので、全てをAir Chinaのビジネス修行という訳に行かないことになりますね。
ANAの修行自体がそもそも、カンフル剤的な「あー、今年はあと少しなのに!」とかっていう時の一発逆転的な効果として考えていますが、特に今回のような修行はまさに奇跡の一発となりうる可能性のあるものだと思います。 のんびりと旅行と修行を楽しんで行きたいので、ちょっと取得予定のプレミアムポイントが足りなそうだな~という時に使えそうな修行として考えておこうと思います。
それではまた次回!

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