ANA修行でマイルとポイントをぐるぐるっと!

SFCマイレージ修行とマイル獲得を趣味としてます

2016 ANAマイル修行ルートにSINタッチは有効か?

どーも!どもどもども!

 

ANA修行をするぞ!という意気込みで始めたので、今回はANA 修行 2016に有効なルートと題して、継続されるルート、新規ANA修行ルートの考察をしてみようと思います!

 

まず、修行といえばシンタッチ、オカタッチは修行僧の間では定番ですが
2014年は改悪と言われるANAの旅券発券の規定が変更さてれしまい、今ではこれと全く同じ修行が出来なくなりましたが、さてさて2016年はどうなるでしょう…。

 

ANA修行 2016として注目される修行ルートは?

 

早速確認したところ、ANA修行の代表的なSinタッチが修行ルートとして継続される可能性が高くなりました。まずは、過去の修行パターンとの違いも見ながらシンタッチと呼ばれる修行の手法を見ていきましょう。

 

ANA修行を始める準備

2011年に偶然にもANA修行を知りANA修行を開始したのが2012年の事でした。

当時、既に修行僧の間では広まっていたシンタッチ、オカタッチなどがキーワードとして囁かれていた時代になります。

シンタッチやオカタッチの用語等は修行僧の間で使われる用語となりますので覚えておいてください。詳細については以下を参照で。

 

ana-mileage-runner-niku.hatenablog.com

 

シンタッチとはなんでしょうね?

これの表記はシンタッチやSINタッチとされます。

後者のSINで分かる方もいらっしゃると思いますが、SINはSingaporeであり国際航空運送協会 (IATA) により定められたシンガポール空港の3レターコードと呼ばれるものになります。

東京はHND羽田空港)やNRT(成田空港)をこのように表記する記号になります。新タッチではありませんでした~。(笑)(←むしろ古くから使われているルートなので旧タッチか?


オカタッチのオカはOKAで、沖縄をさしています。

シンタッチは、プレミアムポイントを稼ぐ為に短い旅程で、できるだけ遠くまで安く行ける場所としてシンガポールまでの海外旅行をを、0泊3日という強行なスケジュールでシンガポールには1泊もしないという言葉の通り、シンガポールにはタッチして日本に戻ってくる様になります。オカタッチは、沖縄にタッチして戻ってくるような滞在時間が1時間など極端に短い旅程になります。


なぜこのような短いスケジュールかと言いますと、

やはり日本人、沢山の休みをちょいちょいとるのはサラリーマンをやっていたり、主婦業で忙しかったりで、なかなか続けて行けるもんではありませんよね。

そこで、金曜日だけお休みし、あるいは、午後休暇をもらって3日間だけの短い日程で出来るだけ効率よくプレミアムポイントを稼ぐという理由になります。

プレミアムポイントはANAのステイタス獲得に必要な、ANAが取り扱うマイルとは異なるポイントになります。プレミアムポイントについては下記のリンクの記事を参照下さい。

www.ana.co.jp

文章内リンク:PP(プレミアムポイント)の単価とは?

SFC修行に欠かせないSINタッチの予約内容

シンタッチやオカタッチと、都合上、分けて説明していますが、実は、シンタッチの旅程にはオカタッチが含まれる場合があります。詳細は以下を参照ください。

旧Sinタッチの工程表
便数 出発日時 到着日時 出発地 到着地
1 20XX/10/01 06:30AM 20XX/10/01 09:30AM 羽田空港 那覇空港
2 20XX/10/01 13:00PM 20XX/10/01 15:30PM 那覇空港 成田空港
3 20XX/10/01 17:30PM 20XX/10/02 00:25AM 成田空港 チャンギ空港
4 20XX/10/03 00:55AM 20XX/10/03 08:20AM チャンギ空港 成田空港
5 20XX/10/03 13:00PM 20XX/10/03 16:00PM 羽田空港 那覇空港
6 20XX/10/03 17:30PM 20XX/10/03 20:30PM 那覇空港 羽田空港
チャンギ空港シンガポール国際空港
※注 日時は当時の想定から設定されたもので、現在もこの日時で就航しているかどうかを保証するものではございません。


ご覧のように、1回の旅程で6回も飛行機に乗る事になります。

しかも、シンガポールに行くのに前後して沖縄の往復が入るような日程です。 必ずしも沖縄に行く必要はなく、例えば、沖縄のところを北海道に置き換えたりするのが、この行程の特徴になります。 沖縄にした場合は、シンタッチにオカタッチが含まれます。


順を追って説明すると、

まず、この旅程は関東地方にお住いの方を前提にしています。

通常は便数が3、4の東京ーシンガポール間の往復のみとなりますが、それを、沖縄在住の方が旅行するような日程と考え、2-5の沖縄ーシンガポール間の往復を行う想定とします。

ここで、当時は『海外乗継割引スペシャル』という国際線にプラスして国内線の往復を1万円ながら100%のプレミアムポイントの還元率で提供してくれるサービスがありましたので、2-5の区間に、1と6の往復を1万円で追加する格安ながらプレミアムポイントをしっかりもらえるというルートがありました。これが旧SINタッチ修行で、一気に予約出来るルートの旅程になります。


今後のSinタッチの可能性

さて、この『海外乗継割引スペシャル』ですが、2015年4月をもって完全廃止となったようです。詳細は以下のANAサイトのリンクをご覧ください。

www.ana.co.jp

ただし、日本国内各地からの乗り継ぎ便は廃止されておりませんので、上記の3-4の東京発のシンガポール着の往復にプラス1万円にて、沖縄発としたシンガポール往復の2-5迄の旅程の予約は可能としているようです。

シンタッチをANAのサイトで予約する手順

ANA修行としてシンタッチを予約する方法って?

ANA修行としてシンタッチを予約するのに、特別、普通の予約と違うことをするのか?というと、特に変わった事をするわけではありません。ANAのサイトに行き、通常どおりに国際線の予約をするだけですが、具体的に画面を見ていきましょう。

都内在住者の場合とした旅程として見ていきます。 まずは東京からシンガポールへの往復の予約手順となります。

ANAサイトの国際線入力画面

出発地には、利用する日本国内の地域を入力し、到着地については入力項目の右側のボタンをクリック


到着地の一覧画面

表示された到着地の一覧より左側の項目で東南アジア・南アジアを選択し、右の項目でシンガポールを選択


ANAサイトの国際線入力画面に日付を入力

想定する任意の日付を金~日の3日間となるように入力、またこの時に前後3日の運賃を検索するフラグにもチェックして検索を実行


指定日前後の3日間の運賃

指定日の前後3日の運賃で選択期間が高くなっていないことを確認し、次へを選択


選択された指定日で自動で便を選択された状態

選択された初期の便の時間を確認すると、この場合は出発時刻が00:10となっている便が選択されている

この時に注意が必要なのが、単純にシンタッチのみを考えるのであれば特に時刻は問題ないが沖縄の往復をシンタッチの前後にと考えているなら、東京からの出発便の時間を沖縄からの乗継を想定した時間帯となるものを選択し、到着便の時間は沖縄へ行ける時間帯の便になるような考慮が必要です。


シンタッチの前後に沖縄にいける時刻の便に変更

出発時刻が夕方となるような便、かつ、日本への到着時刻が早い時間の便を選択

この場合、最安値の便ではないが金額の差額は40円なので問題ない範囲でしょう。


東京とシンガポール往復の予定

上記までの考慮で選択されたシンタッチの旅程

東京からシンガポールへの単純往復のシンタッチは、このように決定する事ができます。上記のようにエコノミー割引で購入できる最短の3日間の予定となっていますので、金-日、あるいは土-月とする日程で組まれます。


オカタッチを含むシンタッチとする場合は

単純往復でのシンタッチの予約については上記までの手順となりますが、ここでシンガポール往復の前後に沖縄の往復を想定した場合の予約の手順を見ていきましょう。


出発地を沖縄で到着地をシンガポールとして予約を検索

出発地にに沖縄を選択し、到着地について先ほどと同様の手順でシンガポールを選択し、検索を実施


指定日前後の3日間での沖縄とシンガポールの運賃

今回も指定日の前後3日の運賃で選択期間が高くなっていないことを確認し、次へを選択


選択された指定日で自動で便を選択された状態

自動で選択された便の組み合わせを確認


沖縄からシンガポールへの出発便を確認

自動で選択された出発便を確認すると、沖縄発12:20の成田発18:05とした便なので、往路はまずは東京から沖縄に午前中の便で行って、沖縄発12:20の便に乗るの旅程であればSINタッチの旅程が可能である事が分かる

また、往路の東京の空港ですが、今回選択した便だと那覇→羽田成田→シンガポールとなっているので、羽田から成田への陸路が必要となる事になります。 この調整は自分で電車またはバスを利用する事となります。

その分の費用が掛かりますので、この費用についても考慮したプランにするのをお忘れないようご注意ください。


沖縄からシンガポールの旅程

沖縄からシンガポールの往復は上記のような旅程となる


ここまで通常の国際線の予約として沖縄からシンガポールへの予約の手順をみてきました。

実際には、沖縄から東京(羽田・成田)への往復は国内線となりますので、上記で述べました、日本国内各地発からの国際線の利用時に適用される運賃として、追加費用が往復で10,000~11,000で搭乗可能になるように適用されています。


東京-シンガポールと沖縄-シンガポールの比較

上記により、2-5の往復にプラスして、旅割や株主優待割引など利用して1と6の東京ー沖縄間の往復を個別に購入するルートとして活用する事が可能だと思われます。実際に、ANAの予約サイトにて想定のルートで予約するとどのような金額になるのかを試算してみました。

東京からシンガポールへの往復の旅程の見積もり

東京ーシンガポールの往復

東京-シンガポールの往復旅程

往復:¥51,090- / 3,312mile(1,656*2) / 4,968pp(2,484pp*2)

シンガポールまでの単純往復となりますので、国際線だけでのマイルおよびプレミアムポイントが清算された額になります。この場合、一回の旅行で4,968プレミアムポイントが取得できる事になります。


沖縄からシンガポールへの往復の旅程の見積もり

沖縄ーシンガポールの往復

沖縄-シンガポールの往復旅程

上記の東京ーシンガポールの往復から対象の便を変更しているので、1万円を少し越していますが同じ工程であれば丁度1万円分のアップとなります。
往復:¥61,820- / 5,280mile / 8,904pp(2,484pp*2 + 1,968pp*2)

国内線の乗継も含みますので、その分のマイルおよびプレミアムポイントがプラスされた額になっています。単純往復と異なり、国内線で取得される分でかなり効率が良くなり、金額差は約1万円ですが一回の旅行で約1.8倍の8,904プレミアムポイントが取得できます。

上記のプレミアムポイントの試算は、以下のANAのフライトマイルプレミアムポイントシミュレーションをご利用下さい。
ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

この場合の国内線の利用分の運賃は「運賃4」になります。国際線の分の予約クラスは「V/W/S/T」にてそれぞれに片道で取得出来るプレミアムポイントがわかります。


沖縄-シンガポール間の往復の前後に東京-沖縄の往復を追加してみる

東京ー沖縄の往復

東京-沖縄の往復旅程

往路:¥14,490- / 738mile / 1,476pp
復路:¥16,490- / 738mile / 1,476pp

合計:¥92,800- / 11,856pp = ¥7.827-

その時に安い旅割を利用して購入するとこのようになります。
1ppのプレミアムマイルの単価は7.83円となります。 修行僧の間ではこの単価/ppの効率を比較します。

ちなみに、上記、国内線の割引運賃での沖縄までのフライトでも¥9.81-/ppでかなり抑えた価格といえますが、今回のSinタッチの試算では¥7.83-/ppなので、かなり効率が良いと言えます。

2016年もSinタッチを組合わせたANA修行は有効です!^^


PP(プレミアムポイント)の単価とは?

SFC修行は、単純に一番安い運賃で行えばSFC取得までの総コストが一番安くなるわけではありません。運賃が安いと、その分もらえるプレミアムポイントが少なくなる場合があるからです。


プラチナのステイタス達成に必要な5万プレミアムポイント

5万プレミアムポイントに到達するには、搭乗クラスや運賃種別によって、「1プレミアムポイント取得に何円かかるのか」を計算しますが、これを「PP単価」と言います。

運賃 ÷ 取得PP = PP単価

PP単価を抑えることができれば、総コストも安く済むということですね。

ステイタス別に必要なプレミアムポイント一覧

  • PP単価×30,000 ≒ ブロンズまでのコスト
  • PP単価×50,000 ≒ プラチナまでのコスト
  • PP単価×100,000 ≒ ダイヤモンドまでのコスト

として換算ができるということになります。


SFC修行で取得するプレミアムポイントを多くする方法

ANAのマイル修行にとってのプレミアムポイント

修行僧にとって、PP単価を効率よくしていく事が低価格での修行につながる事が分かったかと思います。

国内線の乗継を含むSINタッチで国内線の搭乗をプレミアムクラスへの当日のアップグレードが出来れば、一度の旅程でPPを効率よく大量に取得する方法として重要になってきます。


SFC修行で大切な当日のプレミアムアップグレード

当日アップグレードでプレミアムクラスへ搭乗する!

SINタッチに限りませんが、国内線を利用時に当日の搭乗手続きの際にプレミアムクラスに空きがあれば追加支払によりアップグレードが可能となり、アップグレードしてプレミアムクラスへ搭乗できた場合は、購入時の既定のプレミアムポイントの運賃倍率にプラス50%がされます。


国内線はクラス・運賃倍率路線倍率搭乗ポイントでPPが決定される!

この上記の倍率のうちの一つでも上がれば、一度の旅程で多くのPPを稼ぐ事が可能となります。プレミアムクラスへのアップグレードがされた時点で、運賃倍率(運賃の積算率)が上がる事になります。追加費用は、年々、上がっており、現在は一回の手続きに¥9,000-が必要となります。

www.ana.co.jp
https://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/travel/flight/dom/index.htmlwww.ana.co.jp

沖縄からシンガポールのシンタッチにおけるアップグレード

例えば、沖縄ーシンガポール間の旅程の際に、沖縄ー成田と羽田ー沖縄の2便で当日のアップグレードができたとします。

片道の追加分 +9,000
マイル:1,476 mile = 984mile*(100%+50%)
プレミアムポイント:2,952pp = 984*(100%+50%)*2
となります。

往復では、¥79,820(61,820+18,000) / 6,264mile(3,312+2,952) / 10,872pp(2,484pp*2 + 2,952*2) となります。

もともと6.94/ppだったものは7.34/ppのPP単価効率となります。

上記は沖縄からシンガポールの往復ですが、上記の国内線区間は国際航空券(国内区間)の運賃なので元々は100%の積算率で効率も良いのですが、アップグレードする事によりPP単価の効率が変動します。

効率としてみると下がりますが、一回の修行で得られるプレミアムポイントの差は1,968分も多く稼げます。

シンタッチに追加した東京-沖縄往復の旅割をアップグレード

運賃の積算倍率にプラス50%されるという事。

シンタッチに追加する東京-沖縄の往復を旅割で購入していた場合は、そもそもの積算率は75%となります。 そのため、この区間でアップグレード出来た場合の積算率は125%となります。

片道の追加分 +9,000
マイル:1,230 mile = 984mile*(75%+50%)
プレミアムポイント:2,460 pp = 984*(75%+50%)*2
となります。

往路:¥14,490- / 738mile / 1,476pp
 ⇒ ¥23,490 / 1,230 mile / 2,460 pp

復路:¥16,490- / 738mile / 1,476pp
 ⇒ ¥25,490- / 1,230 mile / 2,460 pp

合計:¥92,800- / 11,856pp(8,904+2,952) = ¥7.827-
 ⇒ 合計:¥110,800- / 13,824pp(8,904+4,920) = ¥8.01-

もともと7.83/ppだったものは8.0/ppPP単価になります。

御覧のようにアップグレードする元々の積算率に対してのアップになりますので、効率の面では旅割でアップグレード出来た方が効率の下げ幅が小さい事になります。

一回の修行で得られるプレミアムポイントは、11,856ppが13,824ppとなりますのでその差は1,968と先程と同様の差分が得られます。

以前は、7,000や8,000でのアップグレードだったので、どっちでアップグレードしても効率は更に上がっていましたが現在は効率アップは気を付ける必要があるようです。 国内線の当日アップグレードは、長距離の場合は有効ですが短距離では効率がかなり下がる場合があるのでご注意ください。


SFC修行のコストに対するキャッシュアウトを下げる

ANAでステイタス修行を行う上での修行ルートの考察では…

ANA修行でステイタスを上げていく貯めに、効率よくPP(プレミアムポイント)を取得するルートの考察をしてきましたが、それはPP単価を知ることで効率の良し悪しを把握するという事になります。 実際は、ここで掛かるコストをどのようにキャッシュアウトを減らすか?で効率は変わります。


ANA修行で取得したマイルを活用する方法

ANA便に搭乗する度にマイルを取得していますが、そのマイルを活用してANAマイルからANAのSKYコインへ交換してそれで航空券の支払いに回す方法になります。 また、マイルは飛行機への搭乗だけではなく、買物やクレジットカードで取得されるポイント、ポイントサイトを活用して取得する方法などがあります。
こちらについては関連記事を参照頂けたらと思います。

 

それではまた!

 

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